なぜマージャンが普及しないんだろう?

1、役がややこしくて覚えるのが大変。
2、ルールが難しくて慣れない者はチョンボをしてしまう。
3、他人に教えられることが嫌い。

マージャンを覚えた者は、ほとんどが先輩に教えられた。(無理やりといっていいほど)
なぜ、無理やり教えたんだろう?
自分もやはり無理やり教えられて、面白さに取り付かれのめり込みカモられた。
「今度は後輩をカモってやろう」と考えるから。
この悪循環が、ややこしいルールやローカルルールを生み出してしまた。
それが「1翻縛り」や「フリテン」や「同順」という初心者泣かせのルールを作ってしまったのではないだろうか?
他者に放銃したら「下手!」と罵られ、棒テンでペンチャン即リーチを掛けたら「そんなリーチを掛けるのはヘボ!」とバカにされる。
しかしこれは、自分に都合が良い打法に染めようと思っているからでしかない。
「他者に放銃されなかったら自分が上がれたのに」とか「他者に放銃されてTopが換わってしまった」とか、
「棒テン即リーをされたら待ちが読めない」とか「後スジが掛かって放銃してしまう」とかを避けるための教育でしかない。
けっして向上させるための教育ではない!
ドラや赤5ピンが採用されてから未熟者でも勝てる確率が上がった。
現代のマージャンでは裏チップが付く。
点棒勝負では負けていても裏チップで勝って、Totalで勝ちになることも多々ある。

「マージャンは初心者が必ず負ける」では覚えようとする者が少ないのは当然である。
パチンコなら、初めて打った者でも勝てる。
パチンコに走ってしまうのが当然である。

今、マージャン業界が生き残ってゆく方法は「パチンコ客をマージャンに誘いこむ」ことしかない!
幸いなことに、負け続けてパチンコ離れしてきている。
今でも打っているパチンコ客は、100万円打ち込めば445000円しか還ってこないということを認識していない。
「良い台に当れば勝てる!」と思い続けてあちこちのパチンコ屋をさまよい、結局は負け続けて、挙句の果てパチスロなら勝てるかも?と思ってしまう。
玉を4円で借りて打つ代わりに、コインを1枚20円で借りて3枚掛けってことは1回に60円の投資になる。
ただレートが上がったから勝ち額が多くなるだけ。
負けるときの額は計算しない。
(ま〜、そんな人種だからパチンコ屋に貢ぎ続けているんだろうけど。)
貯金を使い果たし、給料を全部突っ込み、サラ金、ヤミ金に借りてまでパチンコ通いをする「パチンコ依存症」。
脱却できない最大の原因は「時間潰しが無い」から。
もしマージャンを覚えたら脱却できるのではないだろうか?
その為には、初心者も上級者も大差なく上がれる(勝ち負けできる)条件にする必要がある。
それと、覚えなくてもすぐに遊べるという条件も必要である。
パチンコは覚えなくてもハンドルを握っていれば打てるから誰もが飛び込んでゆく。
本引きはいろんな張り方があるし配当が複雑なので廃れてしまったが、バカラはD.かB.で簡単なので好まれる。
マージャンも、「役」を全く無くし、「頭と3枚3枚3枚3枚が揃えばあがれる。2枚あればポンできる。」という簡単な「ルール」を設定すれば習わなくても遊べる。
それでフィーバー麻雀を提案する。
(4人打ちでは、テンパイが遅く中々あがれないので初心者には面白くないし、4人揃わなければ出来ないので三人打ちに設定。)
全国のマージャン屋でフィーバー麻雀を始める。
貸し卓料金でノーレートフリーにする。(パチンコ客だからチップ1枚100円程度に設定するのもいいかも?)
これでマージャン屋に行くことが習慣になればいい。(マージャン依存症にしてしまう)
次に普通のマージャンを覚えるのも時間の問題。
兎に角、「マージャン屋に行く」「牌を触る」という楽しみに触れさせることが重要である。